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“越後富士” 妙高山(須弥山)

妙高山(須弥山)は越後富士とも呼ばれる当地のシンボルであり、古くは山岳信仰の代表格でした。別名須弥山(しゅみせん)の「須弥」は仏教界において、世界の中心にそびえる果てしなく高い山の事で、霊山として名高く崇められていました。日本百名山の一つにも数えられ、毎年たくさんの登山者が訪れる人気のスポットです。その景観は実に日本的で美しく、漢字の「山」の字はここから生まれたのではと思う程です。妙高山の景観を楽しむのなら、お勧めのロケーションポイントは当館から車で5分程の「いもり池」です。澄んだ湖面と壮麗な妙高山の景観はまさに“美景”。是非、お立ち寄り下さい。
“雲中の幻想” レンゲツツジと霧の白昼夢、岡倉天心堂

日本近代美術の父として知られる岡倉天心が愛した美しき温泉郷、それが赤倉温泉です。赤倉温泉街は妙高山麓の懐に位置し、その絶妙な気象条件から、時折、平野部では体験できない深い霧“高原濃霧”に見舞われることがあります。まるで雲の中に入ったような幻想的な雰囲気が漂い、その光景を“雲中の幻想”と賞する人もいます。
岡倉天心は赤倉を訪れた際この地の自然に魅せられ、尾崎紅葉、横山大観、与謝野晶子ら多くの文化人たちを赤倉に招き、この美しい土地を日本の芸術発祥の地にしようとしたと伝えられています。「金色夜叉」で有名な尾崎紅葉は、霞のかなたに見える頚城平野、日本海、佐渡島を望む眺望に深く感銘を受け、妙高山に抱かれた赤倉温泉を激賞しました。
岡倉天心が晩年を過ごした別荘「赤倉山荘」跡には「岡倉天心六角堂」が建てられ、平櫛田中作の岡倉天心像が所蔵され、横山大観らによって「天心岡倉先生終焉之地」碑が建てられました。「岡倉天心六角堂」のある「天心公園」では、六月にはオレンジ色の「レンゲツツジ」が美しく咲き誇り、温泉街が“高原濃霧”に包まれると、幻想的で美しい光景が広がります。赤倉にお越しの際は是非、文化人たちに愛された幻想の“霧の世界”をお楽しみください。
“ブナの大原生林” 笹ヶ峰

高原の素晴らしさを一度に堪能できる贅沢な美景ポイントです。輝く名水に認定され、平成の清水とも呼ばれる「宇棚(うだな)の清水」(新潟県内の5ヵ所の1つ)をはじめ、夢見平、乙見湖、緑の美しい天然芝と高原ならではのゆったりとした風情を感じる笹ヶ峰牧場など、数えきれないほどの美景ポイントが広がる、写真家にも人気のスポットです。
国内屈指の美しく壮観なブナの大原生林には、シラカバをはじめとする多種多様な高原植物や、国際自然保護連合の「レッドリスト」に登録される希少な動物や昆虫が数多く生息し、天然の生態系が今も守られ続けています。
たくさんのトレッキングコースがあり、一年を通して多彩な自然の表情を楽しめます。
“轟音飛瀑” 苗名滝

高さ55m、柱状節理をもつ玄武岩の断層から四連の滝が連なり、日本の滝百選にも数えられる大瀑布。滝壺から見上げる圧倒的な水量はまさに圧巻の一言。ゴウゴウと飛瀑音が辺り四方に轟き、あたかも地震のようだったことから別名“地震滝”とも呼ばれています。
雪解けの時期には豊富な雪解け水が、雄大な飛瀑となって滝壺に落下し、水勢が白雪や白雲のようで比類ないという所から、無井滝(ないたき)と名付けられたとも、下流の高田平野の水田に水を供給する事から苗名となったともいわれています。
夏は眩しい陽光が水面に照り返し、舞い散るしぶきを輝かす様は、心踊ります。秋は木々の紅葉に、より一層白い滝筋が映え、見飽きません。
